私は、国内の事件であれば、ジャンルを問わず、ほぼオールラウンドに対応できます。ご依頼頂いているのは、企業と個人の方が丁度半分くらいですが、企業の場合には、事件処理や裁判の遂行だけではなく、契約書チェックなどのいわゆる企業法務も多く行っています。
取扱業務の中で、最も得意と言えるのは、交通事故の事件です。これは、平成22年4月まで、某大手損保会社の顧問を10年以上務めていたからで、交通事故に関してはまさにウラのウラまで知り尽くしております。必ず被害にあわれた方のお力になれると思いますのでお気軽にご相談下さい。不法行為という点で交通事故と共通する、製造物責任法(PL法)関係の事件や、医療過誤の案件も得意です。
また、お子さんが学校で被害にあった、学校事故・学校災害事件は、専門で処理できる弁護士が殆どいない分野です。朝、元気に送り出した子供が学校で事故に会い、怪我をして帰ってくるというのは、親御さんにも大変大きなショックを与えます。しかし、内申のことなどもあり、なかなか学校を相手に行動を起こしにくい事情もあります。私は平成9年の弁護士登録以来、学校災害弁護団の事務局次長として、学校災害事件の相談と処理に当たってまいりました。もしお悩みの際は、ご相談頂ければお力になれると思います。学校災害は親御さんのお気持ちの問題が大きく、時に感情的な係争になりがちなのですが、まずはお子さんの心に傷が残らないよう、心身の健全な成長を第一に考えて相談に当たっています。
そして、この2〜3年急に増えてきたのが、成年後見の事件です。これは認知症で判断能力が衰えたり、ご病気で寝たきりになってしまったお年寄りの財産管理を行うというものです。ご親族に代わって成年後見の申立代行業務も多く行っておりますし、平成22年5月現在で8人の方の成年後見人も務めております。成年後見人に弁護士が選任されるというのは、ご親族間の意思統一が難しく、ご親族のどなたかが後見人になれない場合が殆どです。私は、まずご親族間の交通整理を行った上で、ご本人の生活に支障なきよう、施設への支払いや年金の受領、確定申告などの財務活動を行っています。ご本人が亡くなった後は葬儀費用など迅速にお支払いし、スムースに相続人の方に引き継げるよう心がけております。
また、当事務所のような規模では珍しいことですが、著作権法や特許・実用新案、不正競争防止法などのいわゆる知的財産権関係の事件も対応できます。本来これら事件は、専門の事務所か100名単位の大事務所の一部門の中で遂行されるのが通常であると思われます。私も近年までは扱っていなかったのですが、顧問先の企業が著作権法の関係で事件に巻き込まれたり、また商品のデッドコピーが出回ったりして、その都度、勉強をして裁判に臨み、経験の中でスキルを身に付けました。これら知的財産がらみの事件は、専門の事務所に依頼されると、高額な費用がかかる場合も多いので、お困りの際は、ご相談頂ければと思います。
最後に、私は関東弁護士連合会の広報を12年以上も担当しており、現在は広報委員長を務めております。その関係で、業界紙の編集長として、各種著名人にインタビューするという業務を行っております。文化人や女優さん、スポーツ選手などにインタビューして自分でテープを起こして原稿を書くという作業で、結構大変ですが、お会いする方々それぞれ個性のある方が多く、楽しくやっております。よかったら関弁連のホームページで「私と司法(http://www.kanto-ba.org/)」をご覧になって下さい。 |