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コラム・弁護士

 
   

わたくしと家電

鈴木 周

2015年2月


弁護士 ・ 鈴木 周

恥ずかしながら、我が家では未だにブラウン管のテレビを愛用している。録画はDVDじゃなくてビデオだ。ジェイコムの「デジアナ変換」というサービスを利用して、アナログ放送終了後も2年近く延命してきたが、ついにこの3月26日にリミットを迎えてしまう。思えば、今の25型テレビを買うまでは、学生時代に使っていた14型のをずっと愛用していた。野球やサッカーなんて大男じゃなくてミジンコがやってるみたいだった。それに比べれば25型なんて夢みたいな高性能で、今でも何の不満もなく幸せに使っているのに、もう放送がないからダメよ、と言われてもなんか釈然としない。

それで3月26日ギリギリまで買わずにいようと思ったものの、敵もさるもの、「一部地域では期限より前に終了する場合があります」なんて言うもんだから、仕方なく昨日(2月15日)みんなでケーズ電気に下見に行ってきた。そしたらすごいんですね、今のテレビは。勝手に1週間分全番組を録画してくれるんですってね。それだと、ビデオ時代にはしょっちゅうあった、「ああ、チャンネル間違えて撮っちゃった…。」とか、「ああ! 野球が延長で、半分しか撮れてない!」とかいう類の悲劇もなくなるわけですね。 お店の人からは、コソっと耳元で、「今日買うともっと安くなって○○円だよ。」と言われたけれど、「別にちょっとくらい高くなってもいいから、もう少し考えて来ます。」と言って出てきてしまったよ。よく考えると「もう少し考える」もなにも、そもそも選択の余地などないので、一旦断って意地を見せたということで満足して、今週末には買いに行かないといけないな。

以下は、去年、関弁連の「調子に乗って勘弁れん」(タイトルはわたくしが考えた)というコーナーに寄稿した記事である。丁度テレビや家電のことを書いたので、ご紹介したい。

〜 この「調子に乗って勘弁れん」という欄には、一体何を書いていいのか分からないが、「何でもいいです」とのことなので、本日は私が常日頃、生活の中で感じていたことをお話ししたい。それは、「家電メーカーはなぜ『丁度良い』というレベルに対して配慮を怠るのか。」ということである。

例えば、恥ずかしながら、我が家のテレビは未だにブラウン管で(上に物を沢山おけるから便利なのだ)、録画にはビデオデッキを使っており(残された数少ないテープが摩耗して困っている)、しかも予約の仕方が分からないので、いつも時間までテレビの前にジッとしていて、レックボタンを押してから「やれやれ」と離れることになる。これら我が家の原始的家電事情は特に本論とは関係ないのでこのくらいにするが、私は以前から、「テレビのボリュームは果たして100まで必要なのか?」ということを感じていた。だって、我が家でテレビを見るときは、最大でも30(相当大きな音だ)、子供が隣室で寝てるときは10くらいである。31〜100までは、一体、どこでどういう人が使っているのだろうか、てか使ってないでしょう? 耳の遠いお年寄りだって35位じゃないかと思う。

私のカーステのボリュームのダイヤルだって、せいぜい5分の1回しくらいで充分で、しかもダイヤルなのになぜか音量が階段状に変わるため、5分の1回しでは大きすぎるが、それより少ないと今度は小さすぎることとなり、てんで微妙な調節が効かないのである。窓開けてズボボボーンと大音量で走り回っているアホウは除くとしても、どんなに大きくしたって、4分の1から上は使わないんだから、その4分の1を細かく調節させて欲しい。

恐怖の水流MAX

そして、私がその思いをさらに強くしたのは、ウォシュレット(イナックスだから「シャワートイレ」と言うのかな?)の水勢である。私は土日に家の掃除を担当しているのだが、雑巾でトイレをゴシゴシ拭くと、水勢のダイヤルがマックスまで回ったまま、戻すのを忘れてしまうことがある。これは本当に大変で、「やれやれ今日も掃除が終わったか。ご苦労さんオレ。」とか思いながら、綺麗な便器で用を足して、ポチっとボタンを押すと、ギャー、イテテー、コノー、ヤメレー! ということになる。割としょっちゅうなる。あれはもうレーザービームで尻中の一か所が銃撃されたようなおぞましい体験であり、心臓の弱い人だったら本当にヤバイことになりかねない。ウォシュレット殺人事件とか書けそうだが、トリックも犯人も冒頭で容易に判明してしまうので、やっぱり書けないだろう。あ、でも、タンクに毒液入れて、痔もちの人をどうこうするとかイケルかも。時間差でそうだし。

ま、それはさておき、こないだ実際に水勢のダイヤルを確かめてみたのだが、やはり3分の1回し位が実用域の限界だ。そこから先は、よほど特殊な嗜好の持ち主でない限り不要である。

なとど言っていると、じゃなんですか、ガスコンロやエアコンやお風呂なんかは細かく調整可能じゃないですか。結局、アンタ、家電で不満があるのだけアレコレ申し述べてるだけでしょう、という方も中にはおられるだろう。

…フフフ、バレちゃしょうがない、そうだよ、実はそうなんだよ。メーカーはウチの音量と水勢、特に水勢を何とかしてくれよ。いや、何とかして下さい。困ってるんだからお願いしますよ、ホントに…。

というわけで、そろそろ字数も尽きたので、調子に乗って勘弁れん! サヨナラー。

〜 引用終わり 〜

そういえば、家電で思い出した。ウチの女房は、スーパーの焼き芋(女の人って、焼き芋とか甘栗とか好きですね。あと豆とか。)が、以前は100円だったのが、あるとき急に198円になったので、今は芋を買ってきて家で焼いている。100円で人を虜にしておいて、いきなり倍にするとはひどい、という義憤の念からだそうだが、「作るのに何分かかるんだ」と聞いたところ、「電子コンベックで45分」ということであった。

しかし、なんというか、198円と比較した場合に、「イモ代(1本150円程度)+電気代45分+女房の労力」が、果たして見合っているのか大変疑問なのだが…、ていうかどう考えても赤字な気がするんだが…。そもそも赤字確実の100円が異常だったんであって、マックが前にやったハンバーガー65円もそうだけど、消費者の側から見ても、「安くていいなあ」じゃなくて「ホントか。大丈夫か?」という印象を受ける。なので198円の中にイモ代と燃料費と手間賃が入ってると思って、「これはもう実費だけ」と喜んで買うのがスジではないだろうか。だって焼き芋って屋台で買うと500円くらいするでしょう?

というと、「じゃ、電気代はいくらなのか調べてみたの」とか言うので、ネットで調べてみるがなかなか見つからず、「それに3本まとめて焼くのだ」などとも反論されるので、計算はますます複雑になっていくのであった。

 

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