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コラム・弁護士

 
   

わたくしとヘンな写真

鈴木 周

2020年4月

弁護士 ・ 鈴木 周

わたくしは、一昨年の秋、愛用していたガラケーを泣く泣くあきらめ、スマホにスイッチした。そのころ、都内の某中学校のセーフティ教室で、「スマホの使い方と注意点。犯罪に巻き込まれないために。」といったような講義を担当することになってしまい、いくらなんでも講義をする本人がスマホを持っていないのではマズかろう、ということでヨドバシカメラに行ったらタダでiPhone8をくれたのだった。タダになったカラクリはいまでもよく理解できていない。

ちなみに、講義までの1か月間、スマホ関連の書籍も買い込んで猛勉強し、滞りなく乗り切った。質問なんか出たらどうしよう、何と言ってごまかそうか、とか考えていたのだが、ちゃんと回答できた。人間、1ヶ月頑張ると大抵のことはできるものだと感心した。

それで、ガラケー時代から何が変わったかと言うと、まあいろいろ変わったのだけれど、やはり写真の解像度がもう段違い平行棒となった。ガラケーの時は、何画素なのか分からないが画質が荒く、拡大すると「これはジョルジュ・スーラの点描画?」というような低性能であった。絶対違うが、イメージ的には「3000画素」くらいの感じで、それが30万画素(なのか、わからん)になったのだから、これはもう白黒テレビが一足飛びにハイビジョン放送くらいにジャンプアップした感じであった。

なので、仕事でも、もはやデジカメはポイで、スマホを持っていってパシャパシャ撮れば十分になったし、ちょっと出た先でよさそうな被写体があると、記念にいろいろ撮るようになった。そこで、本日は、この1年間で撮った写真のうち、「なんじゃこりゃ?」というものを3つほど紹介したい。

 

1. 京王線の中 これは橋本に向かう京王線の中で撮ったものである

これは橋本に向かう京王線の中で撮ったものである。ぼーっとしながら、広告を見ていたのだが、最初若者が「オレはギターで初セキネ!」というので、「楽器屋の広告かな」と思ったら、左のお嬢さんが「私はカメラで質屋デビュー!」というので、「ありゃ、これ質屋の広告か?」とようやく気が付いた。もともと、コソコソと利用することが前提となっている質屋が広告を出すのも珍しいような気がするが、新規顧客層の開拓のために必死に若向けにアピールする姿が涙を誘う。電〇あたりの広告代理店が作成したものであろうか。それにしても、ギターを質に入れたら練習できないじゃないか。バンド仲間が困るじゃないか。若者にとってギターやカメラは、それこそ命の次に大事じゃないのだろうか。そういえば、私の甥っこが高校に入学して写真部に入り、おばあちゃん(要するに私の母)から27万円のカメラを買って貰ったことがあったが、彼はそれを大変大変大事にしていて、ある時車に跳ねられた時も、カメラだけは抱えて守り抜いたそうだ。まるでラッパの木口小平だ。

と思ったけれど、考えてみたら、ギターやカメラも、たぶん、普通は複数持っているだろうから、一つを質入れしても困らないのかな、そういう意味では若者をターゲットにしてうまくアピールできているのかな、とも思った次第である。調べようもないので、広告効果は不明だが、これは仕方ない。すんません。

 

2. 事務所近くの食堂 よくお昼に定食を食べに行く事務所近くの食堂の一コマ

これはよくお昼に定食を食べに行く事務所近くの食堂の一コマである。あるとき、高校時代の友人が遊びに来たので、「そんじゃ一杯やろう。」ということで、珍しく夕方に行って、メンチカツとかキンピラとか食べながら旧交を温めた。が、やはり飲み屋ではなくて食堂であるので、お酒の用意はあまりなく、「ハイボールはありません。ウィスキーもありません。」ということであった。わたくしは、翌日残らないこともあって、ウィスキーが好きでよく飲んでいるのだが、残念、ないものはしょうがない、ということで、そういうときは同じ蒸留酒で「それじゃ焼酎をロックダブルでお願いします。」と頼むことにしている。そう、つまりこの左側の大きな氷水に見えるものは、焼酎ロックなのです。ダブルとは、普通「指二本分」のことで、焼酎はウィスキーより度数が落ちるので、ダブルで頼んでもさすがに少し量は増えるとは思うけれど、これはエライことではないだろうか。普通ロックっていったら、デカイ氷がグラス一杯に詰まってて、溶かしながら飲むだが、これは、ロックっていったって、冷蔵庫の氷3つしか入ってなくて、要するにほぼ焼酎で、比較対象のために置いた隣の氷水と比較すると、概算で300tくらいは入っているのではないかと思われる。たぶん、お店の人が、お酒の盛りをよくわかってなくて、「ダブルっていうから値段倍か。たくさん入れときゃいいだろ。」ということで、チューハイ用のグラスにタプタプ入れたのだと思う。

わたくしは、「ゲゲっ、こんなに飲めるかな。」とおののきつつも、あまりのお得感に結局3つも飲んでしまった。案の定、帰りは寝過ごして(こういうときは空いてても立ってないといかん)、聖蹟桜ケ丘まで行ってしまい、「おお、聖蹟、傷は浅いぞ。」と思ったら、折り返しでまた寝過ごしてしまい、女房に「いやーん、明大前」とメールする羽目になった。

 

3. ご当地ラーメン販売機 羽田空港をウロウロしていたら、「ご当地ラーメン販売機」

これは、こないだ福岡出張で羽田空港をウロウロしていたら、「ご当地ラーメン販売機」というのがあったので、「ふーん」と眺めていた時のものである。その中段の左端に一つだけ焼きそばのものがあったのだが、まあ、それはそれでよい。インスタント仲間だもんな。しかし注意してよく見ると、パッケージの左上に、最初の文字が隠れていて見えないのだが、「ンポコ」との表示がなされているではないか。しかも、奥に向かって並んでいるので、一点透視法で「ンポコ。ンポコ。」と連呼され、これは嫌でも、「ま、まさか…。『チ』? いや、そんなはずは…。」と想像してしまうではないか。するなって方が無理だー! しかし、これ、左端に配列しなければちゃんと全容が見えるのに、なぜだ? 答えを知りたかったら買えという魂胆か?

と、自販機の前に佇んで、いろいろ考えてしまった。が、この「ンポコ焼きそば」のパッケージをよくよく見たら、右上部分にある動物の下半身が映っているではないですか。ああ、そういうことだったのか、さすがに「チ」ではなかったんだ。まあ当たり前か。

去年の夏に清里に行って、早朝散歩していた時

はい、もう殆ど答えを書いてしまったので、正解は明かしませんよ。正解かどうか分からないけど、まず間違いないと思う。

今後、私の人生の中で羽田空港に行くたびに、ンポコ焼きそばの記憶が蘇ることでしょう。一つくらい買ってみようかしら。

ンポコで終わりじゃあんまりなので、最後に心洗われる写真を付けておきますよ。これは去年の夏に清里に行って、早朝散歩していた時の写真です。清里って俗っぽいイメージでしたけど、とってもいいところですね。

 

 

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